■食物繊維とは
食物繊維とは、人の消化酵素で消化されない食品中の難消化成分の総体というものです。食物繊維の代表的なものは、セルロース(野菜・穀類等)、リグナン(ココア・豆類等)、ペクチン(果物・野菜等)があり、植物細胞の構成成分となっています。
便秘や肥満、大腸ガンの予防にも効くということで重視されているのが食物繊維です。 食物繊維とは、人の消化酵素では消化、吸収できない食品中の繊維質のことで、特徴として吸水力が強く、水を吸って膨れる性質があります。このため、腸壁を刺激してぜん動運動を促進し、腸内の有毒物質を吸収してより早く体外に排出します。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2つがあり、特に水溶性食物繊維は、腸での栄養素の吸収を遅くし血糖値の上昇を抑えたり、腸と肝臓を循環する胆汁酸を吸着して減少させます。これにより、必要となる胆汁酸がコレステロールを原料に作られるため、体内コレステロールの減少が促進されます。
食物繊維は、一度に大量に摂るとお腹が張ったり、不快になったりするので、分量は徐々に増やすのがコツです。
なお、食物繊維の摂取目安量は、成人で1日当り19~27gとされています
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